35歳からの人生リスタート

成功しても失敗しても削除します

さゆり

生まれて初めてのホラー映画を劇場で一人で見ました

罰ゲームでしょうか

 

さて、今回見た映画は「さゆり」です。

怨霊に取りつかれた家に引っ越してきた家族が、その怨霊に取りつかれ次々と殺されていくんだけど、最後に残されたばあさんが覚醒して生き残った長男と一緒にその怨霊を倒すお話し。

前半はホラーパートでなんか巨漢の怨霊に取りつかれた姉が家族を殺していくシーンやら、弟が死ぬシーンやら、最後姉が首に包丁さして自殺しちゃうシーンは結構グロくて、ホラー嫌いな自分としては正直見たことを後悔した。

後半はばあさんが覚醒して怨霊を倒すためにいろいろと準備していくんだけど、怨霊を倒すためには心やら体を鍛えることということで残された長男を鍛えていくシーンを見ていくにつれてなぜかこっちまで勇気をもらえた。

怨霊となった原因はその怨霊が生きてた時の家族のせいだということがわかったんだけど、そいつらを家に連行して罪を償わせるためにばあさんに痛めつけられてるシーンはなかなか目をそらしたくなるほど凄惨なシーンだった。

最後はばあさんと長男が日ごろの修行の成果をもって共闘して浄化完了。

怨霊となってたのは実は結構な美少女で、父親からの性的虐待を理由にひきこもった挙句、殺されてしまったというもので非常にかわいそう

浄化されたことで元の美少女に戻り、泣きながら除霊されていくんだけどほんとかわいそうでこっちが涙出た

怨霊を倒すとばあさんの覚醒は解除されてもとのボケたばあさんに戻る

生きる活力を得た長男は新たな生活を送っていくところでおしまい

 

とにかく怖いところは怖い

ただ、怖いと思うのは自分の心が弱いからということを教えてくれる

そのため、心を強くすればホラーものも見れるようになると思ったら不思議とそのあとから怖くなくなっていった。

そんなこともありばあさんの覚醒以降は楽しく見れた。主人公の長男と自分が重なるような気がして、家族のほとんどが死んじゃったわりに意外と悲壮感なく希望に満ちた気持ちで見終わることができた。